2018年、北京モーターショーで展示された吉利汽車(Geely)が製造した自動車(LIU JIN/AFP/Getty Images)

「共同富裕」に付き従う 吉利汽車は社員に3.5億株の株式交付へ

中国浙江省にある自動車メーカー、吉利汽車(Geely、ジーリー)は8月30日、当局が掲げた格差解消策「共同富裕」に応え、社員に対して1億株以上の株式を交付する計画を発表した。

香港証券取引所に上場する吉利汽車は、同取引所で声明を公表した。これによると、同社取締役会の会議で、従業員向け株式報酬制度の導入計画を通過させた。同計画では、奨励の目的として社員に与える株式総数は3億5000万株。今後の1回目の交付において、社員1万884人に対して1億6700万株の株式を与えるという。

同社は、同制度の導入を通して従業員の貢献を称え、同時に奨励を与えることで、同社の持続的な運営と発展のための人材確保を目的とすると示した。

▶ 続きを読む
関連記事
第81回国連総会の開幕に合わせ、NYで法輪功学習者が集会を開催。中国国内での長期にわたる迫害の実態や、海外にまで及ぶ国境を越えた弾圧の停止を求め、穏やかな煉功とともに国際社会へ訴えかけた
「消えた文化財はどこへ?」実名告発した中国市民の焼肉店に、行政5部門が計15回の検査。店はついに休業した。告発への報復なのか
中国北部で新型コロナ変異株「PJ.2.1」による重症者が急増しているとの証言が出ている。中国のウイルス学者は、内部データで突然死も増えていると明かし、当局による情報統制の実態を語った
中国を揺るがしたワクチン不正から8年。「ワクチン女王」に無期懲役。製造記録の改ざん、巨額賄賂、ちらつく「権力とカネ」
中国で長い列ができるのは「病院、米国大使館、そして信訪局」ともいわれる。最後の望みをかけて政府に訴えに来た人々。最後の訴え先で行き場を失った陳情者たち。その絶望は、どこへ向かうのか