2021年2月4日、イギリス・ロンドンで、CGTNからの映像がモニターで再生されている(Photo by Leon Neal/Getty Images)

中国国営CGTN、米国向けにアニメで「階級闘争の進化版」宣伝

米国では、人種や性別に関する既存のあり方を過剰に差別的とみなして指弾する「批判的人種理論」が、左派勢力を中心に流行している。中国官製メディアもまた、アニメを通じて米国の子供向けにこの理論の普及を図っている。専門家は、この極端に不寛容な考えは「中国共産党の闘争理論に似ている」と指摘している。

最近、米非営利団体「Mythinformed」が、2020年9月に中国共産党系の英語放送局「中国環球電視網(CGTN)」が作成したアニメ動画は、中国共産党が米国の子どもたちを対象に、「人種差別的なイデオロギーを推進している」とツイッターで警告した。

CGTNは、4分間の動画の中で批判的人種理論を宣伝し、親に子供を人種活動家になるよう勧めている。

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