8月31日、加藤勝信官房長官は閣議後会見で、自民党総裁選と衆議院選挙について「党則よりも法律が上位だ」と指摘し、衆院選は法律や憲法にのっとって進めていくことが基本との認識を示した。27日撮影(2021年 時事通信)

党則より法律が上位、法律に即して進める=衆院選日程で官房長官

[東京 31日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は31日午前の閣議後会見で、自民党総裁選と衆議院選挙について「党則よりも法律が上位だ」と指摘し、衆院選は法律や憲法にのっとって進めていくことが基本との認識を示した。

閣議決定で衆院選の日程を決める際、自民党総裁選の期間中でも問題がないのかとの質問に答えた。公職選挙法は任期満了日前の30日以内に投開票を行うと規定している。一部報道では、菅義偉首相が事前に記者会見などで表明した上で、任期満了日の30日前となる9月21日に閣議決定する案などが浮上しているという。

9月21日は総裁選の期間中で、総裁選の結果次第で首相が交代する可能性もある。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ第二次政権発足後、米国は対台湾武器売却第2弾を発表し、総額は過去最高の111億540万ドル(約1兆6657億円)に達した。中国共産党の軍事的圧力が高まる中、米台の防衛協力と信頼関係の強化が改めて示された。
日本政府観光局(JNTO)が発表した最新データによると、2025年の観光シーズンにおいて、日本を訪れる観光客数 […]
日本とメルコスールは「戦略的パートナーシップ枠組み」を創設。貿易やGX分野で協力を深め、未来志向の経済関係を築く堅固な基盤を提供する。年明けには初会合を予定し、将来の経済連携に向けた議論を加速させる
米沿岸警備隊は、ベネズエラから出港した石油タンカーを拿捕した。トランプ大統領による同国への「完全封鎖」宣言後、2隻目の押収となる
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]