ハリス米副大統領は26日、シンガポール、ベトナム歴訪の締めくくりにあたり、米国は競争を歓迎すると表明、中国との対立は望んでいないが南シナ海の領有権などの問題では意見を主張していくと述べた。会見での代表撮影。(2021年 ロイター)

米副大統領、南シナ海巡り「意見主張していく」 アジア歴訪終了

[ハノイ 26日 ロイター] – ハリス米副大統領は26日、シンガポール、ベトナム歴訪の締めくくりにあたり、米国は競争を歓迎すると表明、中国との対立は望んでいないが南シナ海の領有権などの問題では意見を主張していくと述べた。

東南アジア歴訪中、副大統領は、中国が南シナ海で「威圧」と「脅迫」を続けていると指摘。中国はこれに対し、中国と東南アジア諸国を分断させようとしていると批判していた。

ハリス副大統領は、ベトナムの首都ハノイで開いた記者会見で「われわれは厳しい競争を歓迎する。対立は求めていないが南シナ海などの問題では意見を主張していく。中国の行動がルールに基づく国際秩序を脅かす場合、声をあげるつもりだ」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
中露やイランが推進する「脱ドル化」と人民元の国際化。しかし最新データは、その勢いがロシア制裁による一時的な代用需要に過ぎず、既に下落に転じている実態を暴く。揺るがぬドルの覇権と人民元の限界を鋭く分析
トランプ政権が敵対的政権の金融センターを標的に定めたことで、中国に対する米国の「戦略的曖昧さ」の時代は終焉を迎えた
日米英を含む10か国は共同で警告を発し、中国共産党との関係を指摘するサイバー攻撃者が、スマホなど日常生活で使うスマート機器を大規模に悪用し、攻撃用の不正ネットワークを密かに構築していると指摘
米財務省は4月24日、イラン関連の新たな制裁を発表し、中国の製油所「恒力石化(大連)有限公司」や、海運会社、イラン産石油を密かに輸送する「影の船団」に属する船舶などを制裁対象に追加した
メディアの報道によると、アメリカ防総省内部では、イラン戦争でアメリカを支援しなかったヨーロッパの同盟国に対し、懲罰的措置を取ることを検討しているという。スペインをNATOから除名する案も取り沙汰されている