農科学もうひとつの道 完全自然農法
2. 栄養学のパラダイムシフト~素材の安全性はどうなのか
栄養学の専門家は、健康な生活を送るために「糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルをバランスよく食べよ」という。こうした栄養指導によって、人々は健康になるどころか、むしろ難病を含めた病気は増え続けている。厚生労働省の公式サイトでは、いまや日本人の2人に1人ががんになる時代だと警告している。
健康を維持するための具体的な食事として伝統的な和食(日本食)を奨める専門家もいる。和食は、ユネスコの無形文化遺産に指定され、健康食として海外からも注目されている。しかし、実は本質的な議論がまったくなされていない。それは、素材の安全性についてだ。
現代農業に肥料は欠かせない。そして、病気や虫食いの被害を防ぐために、大量の農薬が使用されている。そこで最近は、農薬を使わない「有機農業」が注目されている。確かに農薬を使わない農作物は安全だと思われそうだが、実はここに大きな問題が隠されている。それは、農薬だけでなく、そもそも肥料に毒性があるという事実だ。
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