アングル:米の薬物中毒死、20年は過去最多 コロナ禍や薬物強毒化
[14日 ロイター] – 2020年の米国の薬物過剰摂取による死者が、過去最多の9万3331人に達した。米疾病対策センター(CDC)の国立衛生統計センター(NCHS)が14日発表した暫定値で明らかになったもので、19年の7万2151人から約30%増となる。
新型コロナウイルス感染の大流行(パンデミック)の中、感染抑制のためのロックダウン(都市封鎖)により治療が困難となったほか、合成オピオイドを配合したより強力な薬物が出回っていることなどが背景とみられている。
同センターによると、昨年の薬物中毒死では、オピオイドが原因のケースが全体の74.7%を占め、19年の5万0963人から6万9710人に増加した。
関連記事
トランプ第二次政権発足後、米国は対台湾武器売却第2弾を発表し、総額は過去最高の111億540万ドル(約1兆6657億円)に達した。中国共産党の軍事的圧力が高まる中、米台の防衛協力と信頼関係の強化が改めて示された。
日本政府観光局(JNTO)が発表した最新データによると、2025年の観光シーズンにおいて、日本を訪れる観光客数 […]
日本とメルコスールは「戦略的パートナーシップ枠組み」を創設。貿易やGX分野で協力を深め、未来志向の経済関係を築く堅固な基盤を提供する。年明けには初会合を予定し、将来の経済連携に向けた議論を加速させる
米沿岸警備隊は、ベネズエラから出港した石油タンカーを拿捕した。トランプ大統領による同国への「完全封鎖」宣言後、2隻目の押収となる
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]