饗庭野演習場で実施された装備展示で米国陸軍のゲイリー・ギハーロ(Gary Guijarro)特技兵の指導の下、米軍のライフル光学スコープをチェックする陸上自衛隊隊員等(アンソニー・フォード(ANTHONY FORD)上等兵/米国陸軍)

日米最大規模の実動演習「オリエント・シールド」、市街戦訓練も

日本で実施された最大規模の二国間実動演習で、陸上自衛隊(JGSDF)と米国陸軍は両軍の強力な提携体制および日本という島国に侵入を企てる敵を共同で撃退する能力を実証した。

クロスドメイン作戦における相互運用性の改善を目的として、両軍が2週間にわたり実施した「オリエント・シールド21-2(Orient Shield 21-2)」が2021年7月7日に幕を閉じた。米国陸軍の発表では、日本全国の広範な地域で実施された同演習において遠距離からの精密射撃(狙撃)、警衛・防御任務、化学物質対応訓練、船舶システムの移動、航空・統合防空作戦が実施された。

米国陸軍ウェブサイトに掲載された記事によると、陸上自衛隊・第15即応機動連隊長の品川淳二1等陸佐は、「今回の演習では、特に実世界での動きについて米軍や部隊から多くの事柄を学ぶことができた。これは陸上自衛隊全隊員にとって大きなメリットとなった」と述べている。

▶ 続きを読む
関連記事
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
現在、フランスで開催中のラグビーワールドカップ。その会場でも、日本人サポーターによる「試合後のゴミ拾い」が、模範的な善行として話題に上っている。
東京都内のマクドナルドの店舗で撮られた「T字型のイス」の写真が、ツイッターなどSNS上で話題になっている。台湾 […]
秋葉剛男国家安全保障局長は8月17日、中国・天津で中国外交担当トップの楊潔篪(ようけつち)共産党政治局員と会談 […]
大阪港湾局が昨年12月に武漢新港管理委員会とパートナーシップ港提携に関する覚書(MOU)を締結した問題をめぐっ […]