夏場は特にご注意を! 知っておきたい「生食のリスク」
(訳者より:日本では昔から、新鮮な魚介を刺身にし、ご飯に生卵をかけて食べることが通常のこととされてきました。今日では、台湾においても日本食がブームとなった影響で、寿司や刺身が好まれ、すき焼きに生卵をつけて食べるなど、生食に関する意識もかなり以前とは変わってきています。本稿は、そうした食文化を否定するものではありませんが、食材を生で食べることのリスクについて、改めて注意を促すことを趣旨としています。なお、馬や牛などの獣肉を生で食べることは、日本でも一部の地域で行われていますが、本稿も指摘する通り、読者各位のご健康のために、お薦めできないことを申し添えます)
魚介類、卵、肉類は、どれも私たちの食生活に欠かせないものです。しかし、生で食べる食材には、死滅していないウイルスや菌、寄生虫がついている可能性があります。それらを加熱せずに食べると中毒を起こして、重い場合は死に至る危険性もあります。
刺身にする魚介類は、海で獲れるものが多いはずです。遠洋に出て獲るマグロであれば、漁獲後すぐに船内で低温冷凍して寄生虫を殺しますので、長期間にわたる航海でも保存できます。ただ、もしも魚介類に死滅していない寄生虫がついていた場合、最終的に生で食べた人が、重大な健康被害を受けることになります。
関連記事
卵には、記憶に関わる神経伝達物質の材料となるコリンや、脳を支える栄養素が含まれます。認知機能低下やアルツハイマー病予防との関連を、研究と食事の視点から紹介します。
血糖コントロールでは、食事の内容だけでなく食べる順番も重要です。たんぱく質を先に食べることで満腹感や血糖上昇の緩和に役立つ可能性があり、その仕組みを紹介します。
無糖茶は健康的に見えても、商品によってはナトリウムや添加物を含むことがあります。腎臓をいたわるために知っておきたい飲料の選び方、低ナトリウム塩の注意点、無理なく減塩するコツを紹介します。
気分の落ち込みやストレスを感じるとき、食事は心の調子を支える一つの手がかりになります。バナナ、柑橘類、青魚、ダークチョコレートなど7つの食材を紹介します。
物忘れや疲れやすさは年齢のせいとは限りません。近年注目される「脳の隠れた炎症」は、認知機能の低下を静かに進める可能性があります。脳を守る食事や生活習慣、今日から始められる予防法をわかりやすく紹介します。