生卵や半熟のゆで玉子は、サルモネラ菌が繁殖しやすいので注意が必要です。(dorry / PIXTA)

夏場は特にご注意を! 知っておきたい「生食のリスク」

(訳者より:日本では昔から、新鮮な魚介を刺身にし、ご飯に生卵をかけて食べることが通常のこととされてきました。今日では、台湾においても日本食がブームとなった影響で、寿司や刺身が好まれ、すき焼きに生卵をつけて食べるなど、生食に関する意識もかなり以前とは変わってきています。本稿は、そうした食文化を否定するものではありませんが、食材を生で食べることのリスクについて、改めて注意を促すことを趣旨としています。なお、馬や牛などの獣肉を生で食べることは、日本でも一部の地域で行われていますが、本稿も指摘する通り、読者各位のご健康のために、お薦めできないことを申し添えます)

魚介類、卵、肉類は、どれも私たちの食生活に欠かせないものです。しかし、生で食べる食材には、死滅していないウイルスや菌、寄生虫がついている可能性があります。それらを加熱せずに食べると中毒を起こして、重い場合は死に至る危険性もあります。

刺身にする魚介類は、海で獲れるものが多いはずです。遠洋に出て獲るマグロであれば、漁獲後すぐに船内で低温冷凍して寄生虫を殺しますので、長期間にわたる航海でも保存できます。ただ、もしも魚介類に死滅していない寄生虫がついていた場合、最終的に生で食べた人が、重大な健康被害を受けることになります。

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