ばりろく / PIXTA

臨死体験からの研究「人は死ぬ時、何を見るのか?」

米レイモンド社は、150件もの「臨死を体験した例」を研究し、数十年間の研究成果を集めて『死の思い出』という本を出版し、死の真相を解明しようとしている。この本は1975年に発売されて以来、世界的なベストセラーとなった。

これら複数の「臨死体験」には、多くの類似性や共通性が見られるという。その中からポイントを挙げると、以下の10点になる。

1 自分の死を知る。他者が「自分の死を宣告したこと」を耳にすれば、生理的な衰弱が限界に達したと(自分が)感じる。

2 まずは「楽しみ」を感じる。最初は、穏やかで、楽しい感じがあるという。最初に、わずかな痛みを感じ、その後、自分が暗闇の中にいることに気づく。そして、今まで経験したことのない「最高に気持ちのいいもの」に囲まれる。

3 音を耳にする。何か変な音がしたり、美しい曲が聞こえたりする。

4 「暗い穴」に入る。突然、暗い空間に入るように感じる。そこは「過渡地帯」であり、一方は現世、もう一方は異なる世界であると考えられる。

5 魂の離脱がある。自分が、自分の体の外に立っていることを発見する。

6 言語が制限されている。できるだけ他人と話したいが、誰もそれを聞くことができない。

7 時間の消失。魂が体から離脱した状態になると、時間に対する感覚が失われる。

8 感覚が鋭敏になる。視覚や聴覚が、以前にも増して鋭敏になる。

9 自分の周囲に「別の人」 が現れる。この 「人」 は何のために現れたのか。一つは、死者の国へ行くための「協力」に来た。もう一つは、「あなたの人生の最期の時は、まだ来ていない」と伝えるために来た。この場合、あなたは現世に戻らなければならない。

10 自分の人生を振り返る。目の前に、自分の一生がフラッシュバックする。それが発生した順序によって一幕ずつ画面が続き、事件当時の感覚も再び体験することになる。

人の生命がどこから来るのか。そして死後、どこに行くのか。

▶ 続きを読む
関連記事
長年治らなかったPTSDが、呼吸で変わる――。9・11を生き延びた女性の実例と最新研究から、迷走神経刺激が心と体を静かに立て直し、回復を支える可能性を読み解く。治療に行き詰まる人に、新たな選択肢を示す一篇。
腰や足の冷え、夜間の頻尿は「腎の冷え」のサイン。粒のままの黒こしょうを肉と煮込むことで、温かさが下半身に届き、体の内側から静かに整っていきます。
「いつかやろう」が人生を止めてしまう理由とは?年齢や才能の言い訳、スマホ依存まで、行動できない心の仕組みを9つの理論で解説。今すぐ一歩を踏み出したくなる、背中を押す思考の整理術です。
「減塩=健康」と思い込んでいませんか。塩を減らしすぎることで起こり得る不調を、中医学と最新研究の両面から解説。体質に合った“正しい塩の摂り方”を見直すヒントが詰まっています。
避けられないと思われがちなマイクロプラスチックですが、日々の選択で暴露は減らせます。加熱調理や衣類、日用品の見直しなど、今日から実践できる具体策を科学的根拠とともに分かりやすく紹介します。