命名・進水式に臨む松川るい政務官(防衛省公式ツイッターより)

海上自衛隊の新型護衛艦「のしろ」進水 松川政務官が式典に出席

もがみ」型護衛艦の3番艦である「のしろ」の命名・進水式が22日、長崎市にある三菱重工業長崎造船所で行われた。式典には松川るい防衛大臣政務官も出席し、進水を祝った。「のしろ」は内部工事や各種テストを経て海上自衛隊に引き渡される予定だ。海上自衛隊によると、艦名の「のしろ」は秋田県を流れる能代川に由来する。

進水した護衛艦「のしろ」。艦首にはお祝いの飾りつけがされている(防衛省公式ツイッターより)

「もがみ」型護衛艦の1番艦「もがみ」と2番艦の「くまの」はそれぞれ今年3月3日と昨年11月19日に進水した。現在、4番艦も建造中だ。

従来の対空、対艦、対潜能力に加え、「もがみ」型は機雷戦を行うことも可能だ。また、レーダーの反射を抑えた凹凸の少ない形状で、ステルス性能を有する。乗員は約90人で、省人化にも対応している。

(王文亮)

関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]