アメリカ国家安全保障局の情報員 イメージ写真(Image by Gerd Altmann from Pixabay)
「史上最高位の亡命者」

中国国安部副部長が米逃亡の噂ネットで広まる 新華社が火消し

今月初め、米メディアは、「史上最高位の亡命者」である中国共産党(以下、中共)の幹部が米国に亡命したと報じた。ここ数日、この亡命者が中国の情報機関である国家安全部の董経緯副部長(次官級)だという噂がインターネットで広まっている。しかし、中国国営の新華社通信18日付は同氏が防諜会議を主宰したと報じ、火消しを図った。

米シンクタンク、ハドソン研究所の元客員研究員ハン・リャンチャオ(韓連潮)博士は16日、「友人から董副部長が米国に亡命したという噂を聞いた。本当ならば、大きな爆弾だ」とツイートした。投稿では、関連する噂も紹介している。

それによると、董氏は、武漢ウイルス研究所から中共ウイルス(新型コロナウイルス)が流出したという「決定的な証拠」を米国に提供した。これにより、バイデン政権や米メディアは、ウイルスの発生源について考えを改めたという。

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