(大紀元資料)
【医学古今】

身体にある命の門 命門穴

 命門(めいもん)とは、背中の第2腰椎と第3腰椎の棘突起の間(ほぼ腰背部の真中)にあるツボの名前です。命の門という名前の由来について、書物にはさまざまな解釈があります。

 医学の理論では、命門の意味を次の二つの面から理解しています。一つは、命門は腎の陽気を蓄えるところであり、腎の陽気はまた元陽とも言い、生命の元動力です。この元動力がなくなれば命が亡くなるので、ここは生死を司る門だといいます。もう一つは、腎の陽気は生殖器官の機能に強く関与しており、新しい生命を作る能力に影響するという解釈です。新しい生命の誕生に関わる門なので、命門と呼ばれたのです。

 しかし、医学の次元を超えた「修煉」という境地から見れば、命門はまた違った意味に解釈されます。実は、漢方理論でいう「経絡」や「ツボ」の名前の由来は、道家の修煉理論に深く関わっており、言い換えれば、修煉の知識がなければ、ツボの名前の意味を正しく理解することはできません。

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