【医学古今】
身体にある命の門 命門穴
命門(めいもん)とは、背中の第2腰椎と第3腰椎の棘突起の間(ほぼ腰背部の真中)にあるツボの名前です。命の門という名前の由来について、書物にはさまざまな解釈があります。
医学の理論では、命門の意味を次の二つの面から理解しています。一つは、命門は腎の陽気を蓄えるところであり、腎の陽気はまた元陽とも言い、生命の元動力です。この元動力がなくなれば命が亡くなるので、ここは生死を司る門だといいます。もう一つは、腎の陽気は生殖器官の機能に強く関与しており、新しい生命を作る能力に影響するという解釈です。新しい生命の誕生に関わる門なので、命門と呼ばれたのです。
しかし、医学の次元を超えた「修煉」という境地から見れば、命門はまた違った意味に解釈されます。実は、漢方理論でいう「経絡」や「ツボ」の名前の由来は、道家の修煉理論に深く関わっており、言い換えれば、修煉の知識がなければ、ツボの名前の意味を正しく理解することはできません。
関連記事
卵には、記憶に関わる神経伝達物質の材料となるコリンや、脳を支える栄養素が含まれます。認知機能低下やアルツハイマー病予防との関連を、研究と食事の視点から紹介します。
血糖コントロールでは、食事の内容だけでなく食べる順番も重要です。たんぱく質を先に食べることで満腹感や血糖上昇の緩和に役立つ可能性があり、その仕組みを紹介します。
股関節の痛みは筋肉の弱さやアライメントの乱れが原因のことも。バタフライストレッチ・グルートブリッジ・チェアスクワットなど、自宅で寝ながらできる5種目を理学療法士が解説します
パスポート写真で求められるのは、笑顔よりも「本人と確実に照合できる顔」です。なぜ無表情が基本なのか、顔認識技術や国際基準の背景から、申請で失敗しない写真のポイントを解説します。
中医学の五行説では、怒りや心配、不安などの感情は体内の気の流れと関わると考えられています。木・火・土・金・水の視点から、心身のバランスを整える知恵を紹介します。