【神仙故事】神仙 王守一の物語
中国人はよく蛇のことを小龍と呼びます。そのため巳年の人は、自分のことを巳年ではなく、龍年と表す人が多いです。また、言い伝えの中での龍は往々にして蛇の形をしているものが多くあります。
唐の貞観の初年、洛陽に終南山の王守一と名乗る男がいて、いつも大きな壺を抱えて薬を売っていました。彼は、客が薬を求めても売らないことがありました。しかしそういう客はすでに手遅れで、必ず病死してしまうのでした。また病気でもない者に薬を与えることもありますが、その人は間もなく発病するのでした。
洛陽に柳信という者がいました。代々裕福な家系の出身で、息子が一人いました。しかし息子が成人した後、突然眉の上に大きな肉塊が現れ、幾度となく治療を施しても肉塊は一向に消えませんでした。ある時、柳信は王守一の噂を聞きつけ、息子を助けてくれるよう自ら訪ねお願いしました。
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