【医学古今】
顎関節症
顎関節症(がくかんせつしょう)とは、顎関節部や咀嚼筋などの疼痛、関節音、開口障害ないし顎運動異常などの慢性疾患群であり、現代医学の領域では、歯科分野の病気に分類されています。この病状に対して、鍼灸治療は非常に良い効果があります。
鍼灸治療は患者の体への負担が少なく、副作用がありません。また、効き目が速いのが特徴です。多くの場合、治療直後に症状の軽減が見られます。しばらく治療を続ければ、症状はほとんど消えてしまいます。
治療のツボとしては、主に下関穴(げかんけつ)と頬車穴(きょうしゃけつ)を使います。この二つのツボ以外に、体質状況に合わせて、いくつかのツボを選択する場合もあります。一般的な施術法は、顔のツボに灸頭鍼法を使います。つまり、ツボに刺した鍼の尻尾にもぐさをつけて灸を施すのです。
患者さんの多くは、顎関節症が鍼灸で治ることを知りませんでした。他の病気の治療のために当院を訪れた際、顎関節症の症状もあると相談を受けた私が、鍼灸治療を施したところ治ったのです。可能であれば、早期に鍼灸治療を受けることをお勧めします。
(漢方医師・甄 立学)
関連記事
日本でも人気の中華料理・刀削面はもともと山西省の一般家庭の主食でした。太くもちもちの面にパンチの効いたつけ汁を絡めて食べるのも最高ですが、料理人の手慣れた包丁さばきを鑑賞することもこの料理ならではの醍醐味と言えるでしょう。実は刀削面の調理法は歴史と深い関わりがあり、知られざる誕生秘話がそこにはあります。
ほうれん草は栄養満点のスーパーフード。目の健康や心臓病予防、がん対策、さらにはダイエットや肌のアンチエイジングにも効果が期待できます!食卓に取り入れて、健康的な毎日を目指しませんか?
中国には、「一日の始まりに必要な7つのものがあり、それは、薪、米、油、塩、たれ、酢、お茶である」ということわざがあります。お茶は中国の文化の一部としてなくてはならないもので、客人にふるまったり、食後にたしなんだり、その長い歴史の中で育まれてきました。
世界中の美しいカフェ10選を巡る旅へ。歴史と芸術、文化が交錯する特別な空間で、至福の一杯を味わいませんか?
吉祥寺マルイにて、台湾が誇る漢方食材や東洋の叡智を感じられる商品を販売します。さらに、台湾ならではの味を楽しめ […]