中国共産党が「前例がないほどの厳格な措置」で六四天安門事件の追悼集会を阻止
北京の天安門広場で発生した悲劇「六四天安門事件」から32年を経た今もなお、自由と民主主義を求めて平和的に抗議する人民に対する中国共産党の残忍な弾圧は続いている。さらに、抑圧と検閲という形態を成して香港からチベット自治区に至るまでの地域で蔓延している。
1989年6月4日未明、デモ鎮圧命令を受けた中国人民解放軍や警察部隊の進行を阻止しようとした推定数千人の学生、活動家、北京住民などが紫禁城(現「故宮博物院」)に隣接する広場で虐殺された。
天安門広場を中心に数週間前から発生していた民主化運動が国中の都市に波及したことで戒厳令が布告され、デモ鎮圧のために動員された中国人民解放軍により他数千人もの抗議者が逮捕された。
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【東京・6月3日】天安門事件から35年を迎え、衆院第1議員会館(東京都千代田区)にて追悼集会が開催された。香港、モンゴル、チベットの民主主義者が集結し、日本と台湾の政界代表も参加した。
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