1944年延安を訪問の米視察団、共産党の宣伝で警戒心失ったか 中国共産党史が当時言及

中国外務省はこのほど、中国共産党成立100周年を記念するために、党の対外関係に関するシリーズ記事を発表した。そのなかで、1944年7月22日、米政府が中国共産党の本拠地である延安に、初めて訪問団を派遣し視察した歴史を振り返った。当時、米視察団が中国共産党のプロパガンダに騙され、共産党に好印象を持ったことがわかった。

中国外務省が公開したシリーズ連載記事、「100日間に中国共産党の対外交誼のストーリーを物語る(原題名:100天講述中國共產黨對外交往100個故事)」の21本目は、当時の状況に触れた。

当時、米陸軍のデイビッド・ディーン・バレット(David Dean Barrett)大佐と外交官のジョン・サービス(John S・Service)が率いる代表団は、「米軍の中国・ミャンマー・インド戦区駐延安視察チーム」として延安に到着した。これは、中国共産党指導部と米政府の最初の公式接触となった。

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