国際連合ビルの横に建てられた「台湾アーチ」。スイス・ジュネーブにて撮影(Photo by FABRICE COFFRINI/AFP via Getty Images)

国連本部の横に「台湾アーチ」 WHOへの参加訴える

5月24日、世界保健機関(WHO)の年次総会が幕を開けた。ひときわ目を引くのが、ジュネーブ・国連本部の横に建てられたアーチだ。「台湾は力になる(Taiwan can Help)」と書かれたこのアーチは、台湾がWHOに参加できるよう呼びかけている。中国共産党政権の反対により、今後人類を襲うかもしれない更なるパンデミックを防止するための重要な会議から、台湾は引き続き除外されている。

世界で最も優れたパンデミック対策を行ってきた台湾は、WHOの「オブザーバー」として参加することを求めてきた。参加を支持する国際世論が高まっているにもかかわらず、5年連続で参加が見送られた。

(蘇文悦)

関連記事
米銀行大手のJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループの各最高経営責任者(CEO)は21日 […]
バイデン米大統領は18日、米CBSテレビのインタビューで、中国が台湾に侵攻すれば米軍が防衛すると明言した。台湾 […]
米上院外交委員会は14日、台湾への関与を強化する「台湾政策法案」(Taiwan Policy Act)を賛成1 […]
台湾の半導体大手、聯華電子(UMC)創業者の曹興誠(ロバート・ツァオ)氏(75)は1日、台湾軍と連携して活動で […]
台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会は16日、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問や中国軍の軍事演習などに関 […]