(Saul Loeb/AFP/Getty Images)
<オピニオン>

社会的正義に敏感なCIAの求人広告

米国中央情報局(CIA)が最近発表した求人広告は異色である。人々の能力や愛国心に訴えるのではなく、より今のトレンドに同調しているからだ。

広告動画には「シスジェンダーのミレニアル世代」を自認するラテン系の職員が登場する。「シスジェンダー」とは、誕生時の性別と性自認が一致する人を指し、スペルチェックが認識できないほど新しい言葉である。 この広告により、CIAは「多様な」志願者の獲得を目指しているようだ。

動画のナレーションは次の通り。「私は有色人種の女性で、母親です。全般性不安障害と診断されたシスジェンダーのミレニアル世代です。私のアイデンティティーは交錯していますが、私自身はチェックリストを単に満たすだけの存在ではありません」

▶ 続きを読む
関連記事
米議会で提出された、チベットでのジェノサイド認定を求める超党派法案と、トランプ氏によるジミー・ライ救出への意欲を報じる。中国の弾圧に対し、米国が人権と経済の両面からどう対峙すべきかを問う解説記事
解説 定期的に、大衆は新たな微生物の脅威に直面する。そのパターンは常に一定だ。悲劇的な死や集団感染が発生すると […]
ヴィクター・デイヴィス・ハンソン氏がイラン情勢の終焉を鋭く分析。米国の軍事的優位と経済封鎖に対し、窮地のイランが取る生存戦略とは。中間選挙を控えたトランプ政権の思惑と、激化する膠着状態の結末を予測する
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る
世界保健機関(WHO)のパンデミック対策の目玉として鳴り物入りで進められてきた「パンデミック協定」の最終合意が、またも合意不達のまま延期となった。この事は何を意味するのか