広東省で電力不足 日系企業に「週2休業」の急な要求も
中国広東省では5月から、広州市や東莞市など一部地域で電力不足による電力調整を行っている。東莞市の日系企業の中には、前夜に「明日停電する」と急な連絡を受けた企業や、4月末に5月から週2日の休業要請を受けたケースもある。日本貿易振興機構(ジェトロ)がウェブサイトで状況を伝えた。
広州市政府は5月10日、「2021年広州市の秩序だった電力使用に関する方案」を発表し、全省で電力供給が逼迫しており、企業への電力供給を調整すると発表した。当局の説明では、電力不足の主因は少雨の影響で、水力発電量が減少しているためだという。
ジェトロは、突然の電力調整により、日系企業の経済活動に影響が出ていると指摘する。事例として、広州市花都区に進出する日系自動車部品メーカーの境遇を紹介した。
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