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≪医山夜話≫ (3)

医者としてのモラル

職業道徳を尊重し、忠実に職務をこなし、誠心誠意、患者を診療することが医者のモラルである。患者の安否は医者にかかっているため、いいかげんな診療をしてはならない。きめ細やかな診察をして、病因を見つけることが重要である。

 心理的な要因に関わる病気の診療は、より一層難しい。患者の心理状態に細かく配慮して問診しなければ患者は心を開かず、本当の病因まで辿りつけない。

 医学は「仁術」であり、患者に思いやりを持って、誠心誠意、治療しなければならない。医者は私心と雑念を捨て、患者の貧富、親疎、年齢、容貌、民族、性格などを気にせず、たとえ自分と宿怨があったとしても、真剣に患者を診療すべきである。

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