【医学古今】

口中の味から体質判断

現代医学では検査の数値や画像が重視され、患者さんが訴える症状が軽視される場合が少なくありません。一方、漢方医学の診断においては、患者さんが訴えた症状をすべて情報として取りいれ、病因の分析を行っています。

 一方、さまざまな症状を理解し、その原因を分析するには相応の理論が必要です。その際、漢方医学の五行と臓腑の相関理論が非常に役立ちます。

 例えば、口の中が苦く感じるという症状がある場合、苦味が五行の中の「火」に関連する味であることを認識します。更に、体のどこかに異常な「火」があり、それによって熱が発生していることを意味しています。

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