葛飾北斎の代表的な浮世絵作「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」は2017年、イタリアのローマで展示された。参考写真(ANDREAS SOLARO/AFP via Getty Images)

吠える中共「戦狼」 浮世絵模したイラストで日本ネガキャン展開 政府は毅然とした対応を

中国外交部の趙立堅副報道局長は26日、江戸時代の浮世絵「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」を模した、東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水に関するイラスト画像を、自身のツイッターに貼り付けた。日本が原発処理水の海洋放水を決定したことを意図的に揶揄し、世界世論に向けてネガティブな印象を与える狙いがあると見られる。国際原子力機関(IAEA)は、日本の決定は国際慣例に沿うとして支持しているが、中国共産党は政治問題化を図り、情報工作を繰り返している。

十字架の立つ沖、原子炉のような富士山、関係者がバケツで処理水を流す様子、障害を抱えるたくさんの胎児の絵などが波のなかに含まれるイラスト画像。これに加えて、趙立堅報道官は、「もし葛飾北斎が今日存命なら日本の原発処理水をとても懸念しただろう」と書き込んだ。

日本政府は4月13日、福島第一原子力発電所のALPS処理水の海洋放水する計画を発表した。これ以降、中国外務省は「太平洋は日本の下水道ではない」「(処理水を)飲んでみればいい」といった言葉で挑発し続け、ときには水俣病など過去の公害事例を挙げて、日本の取り組みに悪印象を付与するための対外宣伝工作を続けている。

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