【医学古今】
頻尿の鍼灸治療
頻尿は高齢者によく見られる臨床症状の一つです。現代医学では、この症状を主に膀胱の機能状況を考えて治療しますが、漢方医学では、主に腎の機能状況を考えて治療します。
漢方の臓腑理論では、腎と膀胱は臓と腑の関係であり、双方の間では臓が主導的な作用を働き、腑の機能状況に強く影響を与えています。特に機能低下(虚証)の場合、腑の症状であっても、多くは臓から治療することになります。
漢方医学の病理認識から言えば、頻尿は腎陽不足によりもたらした膀胱の気化機能低下が引き起こした症状だと考えます。治療する場合、腎陽を補い、膀胱の気化を助ける方法を採ります。漢方薬を使うなら、六味丸や八味地黄丸などを使います。
関連記事
膝の変形性関節症の予防に、ヨーグルトやチーズが関係するかもしれません。日本の成人約1万人を11年間追った研究で見えてきた、発酵乳製品と膝の健康の意外な関係をご紹介します
実年齢は同じでも、脳や心臓の老化の進み方は人によって異なります。血液中のタンパク質から臓器ごとの「年齢」を推定し、症状が現れる前に病気のリスクを見つけようとする研究が進んでいます
「あのとき、違う選択をしていれば」と、昔の自分を責めていませんか。でも、あの頃の自分には、今ほどの経験も心の余裕もなかったはず。過去の後悔と向き合い、自分に少し優しくなるための言葉をお届けします
脳卒中やパーキンソン病の患者の体験を通して、回復に向き合う姿勢を考えます。体の緊張をゆるめる、一つの動きに集中する、小さな練習を続ける。中医学の臨床家が語る3つの工夫と、家族の支え方を紹介します
仕事や家族のことで頭がいっぱいになる日。気持ちを言葉にして書き出すと、考えを整理する手がかりになります。毎日書かなくても大丈夫。日記をつけることで得られる7つのメリットを紹介します