マレーシア外相、王毅氏への「兄」発言巡り釈明 独立維持と強調
[クアラルンプール 3日 ロイター] – マレーシアのヒシャムディン外相は3日、中国の王毅・国務委員兼外相を「兄」と呼んだことを巡り国内で批判が出ているのを受け、マレーシアは外交政策の独立性を維持していると強調した。
ヒシャムディン氏は外相就任後初めて中国を訪問し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)対応や危機後の協力などで両国の緊密な連携を望む立場を王毅氏に伝えた。
だが、1日の共同記者会見で王毅氏に対し「あなたは私の兄であり続ける」と発言したことを受け、マレーシア国内で物議をかもした。
関連記事
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。
韓国検察は、国の中核となる半導体技術を中国に不正に流出させた疑いで、サムスン電子の元幹部や技術者ら10人を起訴。国家安全保障を揺るがす重大事件として波紋が広がっている