焦点:北朝鮮、戦術核の戦力化目前か 韓国とミサイル開発競争

[ソウル 30日 ロイター] – 韓国と北朝鮮が近年、熾烈(しれつ)なミサイル開発競争を繰り広げている。その結果、次々にさまざまな短距離ミサイルが配備されたが、北朝鮮が戦術核兵器の戦力化目前という段階まで達しつつあるという意味で、一歩抜け出した感がある。

北朝鮮は、2018年に大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を自主的に中断したことを踏まえ、韓国側の探知をくぐり抜けて目標に打撃を与えることができる精密誘導型ミサイルの開発を加速させている。

一方で韓国は17年に米国との間で弾道ミサイル弾頭の重量制限を撤廃する合意を交わしたため、北朝鮮の攻撃を先制するか、あるいは北朝鮮指導部を「排除」することを目指す戦略で重要な役割を担える、より大型なミサイル兵器開発を進めているところだ。

▶ 続きを読む
関連記事
香港民主活動家が国安法で指名手配後、滞在先の台湾で防犯カメラ切断や塗料散布の被害に遭った。台湾当局は香港人容疑者2人を特定し、越境的弾圧の疑いとして捜査を進めている
米国のトランプ大統領は、グリーンランドでの鉱物資源開発に関与する方針を示した。希土類をめぐる脱中国依存を念頭に、同地との枠組み協定を結んだと発表しており、資源と安全保障の両面で注目を集めている
台湾の頼清徳総統は22日、自主的な国防体制の構築が経済の安定につながるとの考えを示した。中共の圧力が続く中、防衛力の強化と国際連携の重要性を訴えた
トランプ米大統領は22日、エアフォース・ワン内で記者団に、米国がイラン情勢の推移を注視しており、すでに大規模な艦隊をイラン周辺海域に派遣していることを初めて明らかにした。その上で、米国がイランに対して武力行使に踏み切る必要がないことを望むと述べた
トランプ米大統領は、NATOとの合意により、米国がグリーンランドを恒久的に使用する権利を得たと表明した。NATOおよびEUは、ロシアや中共を念頭に北極地域の防衛強化を進める方針で、米欧の安全保障協力が焦点となっている