≪医山夜話≫(40)

簡単に探せる「天星十二ツボ」(1)

読者に簡単にできる実用的な鍼灸のツボをご紹介したいと思います。

 『黄帝内経』によると、人体には十二本の経絡があり、これは十二ヶ月と対応しています。「節」は三百六十五あって、これは一年の365日と対応しています。ここでいう「節」とは、人体にあるツボのことです。一方、『黄帝内経』には全部のツボの名前が記載されていませんでした。その後、歴代の補足によって、明朝に『鍼灸大成』ができた時に、三百六十一個のツボの名前が記載されました。

 人体にある三百六十一個のツボは十二本の「正経」、および「奇経」の任脈、督脈に分布しています。各経脈に分布するツボの数はそれぞれ異なります。例えば、膀胱経に分布するツボは六十七個と一番多く、一方で心経と心包経にはツボの数が最も少なく、それぞれ九個あります。これほど多いツボを、臨床ではどのように選んで使っているのでしょうか。

▶ 続きを読む
関連記事
大きないびき、息が止まる音、朝の疲労感。睡眠中の小さな異変が、心臓や脳に負担をかけることがあります。
良い人生は劇的な一瞬ではなく、小さな選択の積み重ねで作られます。その土台となる規律とは。
「気の持ちよう」は本当に体を変えるのでしょうか。最新の神経科学は、信念や期待が脳や体に現実の変化を起こす仕組みを解明し始めています。思考が健康を左右する驚きの科学に迫ります。
肩こり、腰の重さ、首の違和感。その原因は筋膜のこわばりかもしれません。寝る前にできる簡単ストレッチを紹介します。
部屋が散らかっていると、なぜ心まで疲れるのか。脳とストレスに与える影響を研究から紹介します。