ファイザー製ワクチン、12─15歳に100%の効果 近く緊急使用申請
[シカゴ 31日 ロイター] – 米製薬大手ファイザーと独ビオンテックは31日、共同開発した新型コロナウイルスワクチンの12─15歳を対象とした臨床試験(治験)で100%の有効性が確認されたと発表した。数週間以内に欧米で緊急使用許可を申請する。
治験には2260人が参加。プラセボ(偽薬)を投与されたグループでは18人が新型コロナに感染したが、ワクチンの投与を受けたグループでは感染者はいなかった。副反応は16─25歳の治験で見られたものと同程度だった。
ファイザーのブーラ最高経営責任者(CEO)は今回の結果を受け、 向こう数週間以内に米食品医薬品局(FDA)のほか、他の国の当局に緊急使用許可を申請すると表明。学校の新年度開始前に12─15歳への接種開始が可能になり得ると述べた。
関連記事
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。
韓国検察は、国の中核となる半導体技術を中国に不正に流出させた疑いで、サムスン電子の元幹部や技術者ら10人を起訴。国家安全保障を揺るがす重大事件として波紋が広がっている