(Photo by David McNew/Getty Images)
【医学古今】

下等の医者は病気を治す

  唐代の名医、孫思邈(そんしばく)の著書『千金方』に「上等の医者は国を治す、中等の医者は人を治す、下等の医者は病気を治す」という言葉があります。「上等の医者は国を治す」と「中等の医者は人を治す」については、すでに述べていますので、ここでは「下等の医者は病気を治す」に関して説明します。

 「頭が痛ければ、頭を治す。足が痛ければ、足を治す」という言葉は、下等の医者を評価する時によく使われている言葉です。

病気の深い原因を突き止めることができず、表に現れた病状ばかりを治療しているのです。原因が取り除かれていないので、病気は一時的に回復しても再発し、その度に薬を投与して症状の改善をはかります。

▶ 続きを読む
関連記事
高価な美白ケアでも薄れないシミ。その原因は、実は毎日の食事にあるかもしれません。科学的研究をもとに、内側からメラニンに働きかけ、うるおいと透明感を育てる5つの身近な食材を紹介します。
「失われた環」は本当に証拠だったのか――。ジャワ猿人をめぐる“発見”と鑑定の破綻、世論操作、そして撤回後も続く「証拠扱い」の舞台裏を追います。科学史の盲点と人間の思惑が見える読み応えの一篇です。
鼻歌、後ろ向き歩き、ガムを噛むだけ。神経科学者が教える、今日からできる脳を鍛える習慣とは?忙しい日常でも続けやすい、意外で科学的な脳トレ法を紹介します。
減量の先にあるのは、代謝の立て直し。ケトで体を切り替え、間欠ファスティングで整える――専門医が語る正しい順序と実践のコツを解説。
考えすぎて決められない、動けない――そんな悩みはありませんか。不安や自信不足の正体を整理し、行動力を取り戻す6つの習慣を紹介。頭の中を静め、自分を信じて一歩踏み出すヒントが詰まった実践的な一記事です。