【医学古今】
中等の医者は人を治す
医者は病気を治すはずなのに、なぜ人を治すと言うのでしょうか。
この言葉は唐代の名医・孫思邈(そんしばく)の著書『千金方』にある「上医医国、中医医人、下医医病」に由来しています。これを現代の言葉に訳せば、「上等の医者は国を治す能力があり、中等の医者は人を治すことができ、下等の医者は病気しか治せない」という意味になります。国を治す医者に関しては前に述べましたので、今回は人を治す医者に関して話します。
人を治す医者には、二つの条件が必要です。一つは病気の症状を治すだけでなく、病気になる体質を改善させる。もう一つは体質を形成する原因を断ち切ることです。
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