北朝鮮、安保理制裁委に反発 ミサイル発射巡り「二重基準」と主張

[ソウル 29日 ロイター] – 北朝鮮は29日、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会が北朝鮮による新たなミサイル発射実験を国連決議違反と批判したことを受け、安保理は「二重基準」を用いていると反発した。

北朝鮮は25日に新型戦術誘導ミサイル2発を発射し、600キロ離れた目標を正確に打撃したと発表。これを受けて米政府は、国連安保理の北朝鮮制裁委の会合開催を要求した。

北朝鮮外務省のチョ・チョルス国際機構局長によると、北朝鮮制裁委が26日に開いた会合で、米国は北朝鮮のミサイル発射は国連決議に違反していると批判した上で、制裁を追加し、従来の制裁の履行を厳格化するよう呼び掛けたという。

▶ 続きを読む
関連記事
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。
韓国検察は、国の中核となる半導体技術を中国に不正に流出させた疑いで、サムスン電子の元幹部や技術者ら10人を起訴。国家安全保障を揺るがす重大事件として波紋が広がっている