原油先物反落、コロナ拡大懸念がスエズ運河遮断の供給不安に勝る

[メルボルン 25日 ロイター] – アジア時間25日の原油先物価格は約2%安。欧州でのロックダウン(都市封鎖)延長の動きから、燃料需要回復が鈍化するとの懸念が再浮上している。

前日には、世界の海上輸送の要衝であるエジプトのスエズ運河で大型コンテナ船が座礁し、他の船舶が通航できなくなったことが原油輸送に影響するとの懸念から、原油先物は約6%上げていた。

0139GMT(日本時間午前10時39分)時点で、北海ブレント先物は1バレル=1.14ドル(1.8%)安の63.27ドル。前日には6%急伸していた。

▶ 続きを読む
関連記事
ホワイトハウスは、実務調整の遅れからヴァンス副大統領のスイス訪問を延期すると発表した。トランプ大統領らが署名した暫定合意(MOU)に基づき、海上封鎖は解除されたものの、今後の核交渉の先行きは不透明だ
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている
G7首脳は17日、各国が重要鉱物の輸出を一方的に制限したり、報復として規制を科したりしていることへの「強い懸念」を表明する声明を発表した。専門家は、中共が世界を脅迫する最大の経済的カードを失うことになると指摘している。
英国がロシアへの新たな制裁を発表。対象には「影の船団」や、軍事援助を提供する中国企業、制裁逃れを支える金融ネットワークが含まれる
トランプ大統領が半導体産業の米国回帰を強調した。学者は、「米国の台湾見放し」と捉えるのは早計、中国に依存せず、民主主義国家を中心としたサプライチェーン再編が進んでいると指摘