中国のことわざ

高枕無憂(こうちんむゆう)

 「高枕無憂」とは、枕を高くして、ぐっすり眠り、心配事がないということ。せわしない世の中、なかなかそのような境地にはなれませんが、中国戦国時代の故事が、その秘訣を教えてくれるかもしれません。

戦国時代(475-221BC)、斉という国に住んでいた孟嚐君(もうしょうくん)は非常に寛大で、たくさんの食客を家に住まわせていた。その中に、馮諼(ふうかん)という男がいた。食客とは通常、一つ二つは特技を持ち、居候する代わりに主人が困った時には助けることが条件だったが、馮諼には特に秀でたところがなく、孟嚐君も持て余していた。

ある日、孟嚐君は馮諼に、薛(せつ)という領地へ赴き、そこの住民から借金を取り立てるよう依頼した。馮諼はこれで主人のお役に立てると喜び、さっそうと領地へ向かった。しかし、馮諼は住民を前にすると、突然借用書の一部を焼き捨ててしまった。

▶ 続きを読む
関連記事
食事を我慢し、運動を頑張っているのに、なぜかやせない――その原因は「頑張りすぎ」にあるかもしれません。ストレスを減らし、代謝を整えながら自然にやせるための、今日から無理なく続けられる10のコツを紹介します。
暑い環境での運動は、体温上昇や腸への負担、炎症反応を引き起こすことがあります。植物由来成分やプロバイオティクスが、熱ストレス対策に役立つ可能性を紹介します。
ゴースティングは、理由や区切りがないまま関係が終わるため、反すう思考や自己否定を招きやすいといいます。拒絶より立ち直りにくい理由と、心を整理するヒントを紹介します。
骨や筋肉の減少は、単なる加齢だけで起こるものではありません。運動負荷、栄養、睡眠、ストレスなどを見直すことで、骨折や転倒を防ぐ体づくりにつながります。
サケの赤い色素として知られるアスタキサンチン。目や肌、脳、心臓の健康に役立つと注目されていますが、宣伝どおりの効果は期待できるのでしょうか。食品とサプリの違いを含め、科学的根拠から実力を検証します。