EU、トルコとの通商関係強化へ 制裁の用意も

[ブリュッセル 23日 ロイター] – 欧州連合(EU)は23日に公表した今週開催の首脳会議のための報告書で、トルコとの通商関係の強化に向け交渉を始めるべきだとする一方で、トルコがEUの利益に反する行動を取った場合は経済制裁を科すと警告した。

経済関係強化を提案しつつ脅迫を交えた報告書は、EU加盟候補国であるトルコと、世界最大の通商圏であるEUの関係が複雑であることを映し出す。両者は、関係に隔たりがあるものの、ここにきて関係修復を図っている。

EUは報告書で、トルコが何百万人ものシリア難民を受け入れていることからトルコへの財政支援を増やすことを提案。そのほか、ビザなしのEUへの渡航や、より高いレベルでの外交交渉、関税同盟の拡大を提案した。一方、トルコが人権を尊重し、キプロス島問題や東地中海の炭化水素資源開発で柔軟性を示した場合に、こうした関係改善が進むと指摘した。

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