デンマーク調査、コロナ再感染率は半年後0.65% 高齢者にリスク

[ロンドン 17日 ロイター] – 17日発表されたデンマークの新型コロナウイルス再感染調査で、感染経験者の大半が少なくとも半年間、再感染から守られることが示された。ただ、年齢が高い人は、より若い人に比べて再感染の傾向が高い結果も出た。

研究は医学誌「ランセット」に掲載された。昨年にデンマークの人口の69%に当たる約400万人に実施されたウイルス検査を分析。同国の感染第1波ないし第2波での陽性者のうち、その後に再陽性になった人は0.65%にとどまった。ただ年齢で見ると、65歳未満では80%が再陽性にはならなかったが、65歳以上ではこの割合が47%に低下した。

デンマークのスタテンズ・セラム研究所の研究者は、高齢者は重症化しやすく死亡リスクも高いことから、今回の結果は高齢者を守る政策がいかに重要かを明確に示すと指摘。また、研究では半年を超えると再感染しやすくなるという科学的証拠は得られなかったという。再感染が変異ウイルスに対してはどうかを評価するには、さらなる研究が必要だとしている。

▶ 続きを読む
関連記事
英誌「ネイチャー」に掲載された中国名門大の論文2本が撤回。研究チームの原データ改ざん疑惑が浮上し、大学幹部の更迭にも発展している。
台湾初の国家中核技術漏えい事件でこのほど判決が言い渡され、TSMC(台湾積体電路製造)の元社員2人が営業秘密を漏えいしたとして、それぞれ懲役10年と6年を言い渡された。東京エレクトロンは監督不十分として賠償責任を問われている
トランプ大統領は、ハマスなどガザ地区の武装組織を全面的に武装解除する「歴史的合意」を発表した。合意を段階的に実施し、イスラエル軍の撤退や新たなパレスチナ政府への統治移管を目指す
カナダ産原油を積んだタンカーが、2025年初頭以来初めて日本に向かっている。中東産原油の供給が逼迫するなか、日本が調達先の多様化を進める一方、カーニー首相はエネルギーを対米貿易交渉の材料にしない考えを示した
スペースXは中国で製造された重要部品の調達を禁止。取引先に対し、中国人をスペースX関連製品の製造に関与させないよう求めている。工場内で使用されている中国ブランドの監視設備やネットワーク機器も、全部交換するへ