古代中国の物語
周処の更生
晋の時代、周処は現江蘇省宜興県太守・周魴の息子として生まれた。幼い頃から乱暴な性格で、好き放題に振り舞い、周囲から敬遠されていた。
月日が経ち、自分が嫌われていることを知った周処は、心を改めようと考えた。ある日、彼は憂いに満ちた表情をする村の人々に「今や年々豊作で、天下泰平であるにもかかわらず、何故みんなは沈んだ顔をしているのか?」と尋ねた。
一人の古老が答えた。「この地には未だに3つの害が取り除かれていない。それ故、心が晴れないのじゃ」。周処はその三つの害とは何かと聞いた。古老は、「その一は、南山を徘徊する凶暴な白額虎。その二は、長橋下の川に潜んでいて人畜に危害を加える蛟(みずち)。そして、その三は……それはあなたである」と躊躇しながら言った。
関連記事
「いい塩梅」の語源は、文字どおり塩と梅。梅を漬けると生まれる梅酢と塩の加減から生まれた言葉は、やがて人間関係や国を治める知恵を表す言葉へと広がっていきました。
寛大な人は特別な性格だからではなく、周囲の人の気持ちや変化に気づく力が高いのかもしれません。研究が示す「寛大さを育てる方法」を紹介します。
慢性炎症は、老化や糖尿病、認知症など多くの病気の背景にあると考えられています。専門家が、免疫バランスと腸内環境の関係、そして健康寿命を延ばすために今日からできる習慣をわかりやすく解説します。
肩や首の痛みの原因と対処法を、リハビリ専門医が解説。正しい座り方・枕の選び方・毎日できる3つのストレッチで、慢性化する前にセルフケアを始めましょう
30代、40代のビタミンD不足が、将来の脳の健康に影響するかもしれません。最新研究では、認知症の症状が現れる何年も前から脳に変化が起きる可能性が示されました。今からできる対策をわかりやすく紹介します。