指定難病「潰瘍性大腸炎」の自己抗体発見 根治の可能性示す

京都大学の大学院医学研究科・消化器内科らの研究グループは、指定難病である潰瘍性大腸炎の新たな自己抗体を発見した。研究発表によれば、根治的治療が存在せず長期間にわたる治療が必要となるこの難病に、病態解明と根治の可能性が示された。

潰瘍性大腸炎は、大腸に潰瘍などを形成する炎症性腸疾患で、若い方を中心に患者数が世界的に増加している。日本の患者数も20万人を超える。この難病に10代で罹患し、50年以上の苦しみを経験する安倍晋三前首相が、総理職を辞任する理由となったことでも知られる。

潰瘍性大腸炎の症状は慢性的で、軽減と悪化が繰り返される。発症には免疫の異常が関連していると考えられているが、原因はいまだ不明で国の指定難病となっている。

▶ 続きを読む
関連記事
頭痛は「ただの疲れ」とは限らない。くも膜下出血・急性緑内障・脳出血など、命に関わる危険なサインを早期に見分ける方法と、日常でできる予防策・ツボ押し・食事法を専門家が解説
週に一度の料理が、脳と体を同時に刺激し、認知症リスクの低下につながる可能性があります。家庭料理の意外な力とは。
出会いを広げるはずのマッチングアプリが、知らないうちに心を疲れさせているかもしれません。最新研究から見えてきた、孤独感や不安、自尊心への影響と上手な付き合い方を探ります。
呼吸、水、自然、沈黙など、数分でできる小さな習慣がストレスを和らげる助けに。今日から試せる10の方法を紹介します。
何気なく家の中を歩き回るだけでも、体は喜んでいるかもしれません。軽い活動が健康を支える理由とは。