イラン、ウラン濃縮へ高性能遠心分離機の稼働拡大=IAEA

[ウィーン 8日 ロイター] – 国際原子力機関(IAEA)は8日、イランが中部ナタンツの地下核施設で、ウラン濃縮に使う新たな高性能遠心分離機の稼働をさらに進めたと報告した。2015年イラン核合意の違反が一段と拡大することになる。

IAEAの加盟国宛の報告書で「ナタンツのウラン濃縮施設の『IR2m型』の遠心分離機174台について、イランが6フッ化ウランガス(UF6)の注入第3段階を3月7日に開始したことを確認した」とした。

イランは昨年11月、性能が高いIR2m型の遠心分離機を利用して、ナタンツでウラン濃縮を開始。IAEAによると、現在は同型の分離機522台を稼働させている。

▶ 続きを読む
関連記事
英誌「ネイチャー」に掲載された中国名門大の論文2本が撤回。研究チームの原データ改ざん疑惑が浮上し、大学幹部の更迭にも発展している。
台湾初の国家中核技術漏えい事件でこのほど判決が言い渡され、TSMC(台湾積体電路製造)の元社員2人が営業秘密を漏えいしたとして、それぞれ懲役10年と6年を言い渡された。東京エレクトロンは監督不十分として賠償責任を問われている
トランプ大統領は、ハマスなどガザ地区の武装組織を全面的に武装解除する「歴史的合意」を発表した。合意を段階的に実施し、イスラエル軍の撤退や新たなパレスチナ政府への統治移管を目指す
カナダ産原油を積んだタンカーが、2025年初頭以来初めて日本に向かっている。中東産原油の供給が逼迫するなか、日本が調達先の多様化を進める一方、カーニー首相はエネルギーを対米貿易交渉の材料にしない考えを示した
スペースXは中国で製造された重要部品の調達を禁止。取引先に対し、中国人をスペースX関連製品の製造に関与させないよう求めている。工場内で使用されている中国ブランドの監視設備やネットワーク機器も、全部交換するへ