教室の入り口(Jazmine Thomas/Shutterstock)

<オピニオン>「2 + 2 = 4」だけではダメなのか? 数学教育に押し寄せる共産主義の波

オレゴン州教育局はこのほど、同州の数学教師を対象とした「公平な数学への道(A Pathway to Equitable Math)」というガイドラインを発表した。この82ページに及ぶガイドラインは、「数学における人種差別の解体」「数学の授業における白人至上主義の解体」について書かれている。

私には少し変に聞こえる。文学や社会科学、歴史などの科目に人種差別が残っているのは分かるが、数学における「白人至上主義」とは何なのか?

ガイドラインには、「教師の日常的な行動が、数学の教室に白人至上主義の文化を浸透させている…例えば、『正しい』答えを得ることに焦点を当てたり、生徒に『問題の解き方(計算など)を書き出す』ことを求めたりすることだ」と書かれている。

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