米上院、「孔子学院法案」を全会一致で可決 「大学での言論自由守る」
米上院は4日、中国当局の対外プロパガンダ機関である孔子学院の米大学での影響力を取り除くための法案、「米大学への外国資金提供に関する懸念(Concerns Over Nations Funding University Campus Institutes in the United States)」を全会一致で可決した。
同法案は、キャンパス内に孔子学院を設置する大学に対して、大学側が孔子学院の活動、孔子学院が提供した資金、スタッフの採用などを独立管理することを規定する。違反した場合、大学は連邦政府の助成金の受給資格を失う。
孔子学院法案(CONFUCIUS Act)とも呼ばれる同法案は、共和党のジョン・ケネディ上院議員(ルイジアナ州選出)によって提出された。昨年6月にも上院で、全会一致で可決された。
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