大紀元エポックタイムズ・ジャパン

【歌の手帳】東風吹かば

  東風(こち)吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ(大鏡)

 日本は、自国ながら、なんとも興味深い国です。神話の昔より、多神であることが当たり前でした。それはそれで、人々の身近に八百万柱もおわしますので結構なことですが、後世になると、本地垂迹(ほんじすいじゃく)という大胆すぎる発想転換によって、なんと仏教と神道をくっつけてしまう荒技を演じました。

 さらには歴史上に実在した人間を、その生前の功績や武勲によって、死後に「かみさま」として祀ったりもしました。こうなると、純粋な信仰というより政治的作用が大きいかと思われますが、日本人はその点に不思議なぐらい寛容で、ほとんど違和感を持たないばかりか、自家のお墓よりも頻繁にそうした神社に多くの人が参拝しています。

▶ 続きを読む
関連記事
SNSの利用を1日30分に減らすと、1週間で抑うつや不安、不眠が改善する可能性が研究で示唆。若者のメンタルヘルスとスクリーン習慣の関係を解説。
進行が速く「がんの王」とも呼ばれる小細胞肺がん。それでも転移を繰り返しながら長期生存した例があります。免疫療法や最新検査ctDNAの可能性、見逃せない症状と予防のポイントを医師が解説します。
「食物繊維を増やせば大丈夫」は本当?75件超の臨床試験から見えた、便秘改善に有望な食品とサプリとは。キウイやマグネシウム水など、根拠に基づく最新対策をわかりやすく解説します。
離婚率が高まる今こそ見直したい、古典が教える夫婦円満の知恵。「陰陽の調和」や「琴瑟相和す」に込められた意味をひもとき、現代の結婚生活に生かすヒントを探ります。
忘れっぽさは年齢のせいだけではないかもしれません。脳には「夜の清掃システム」があり、睡眠や食事、運動でその働きを高められる可能性があります。アルツハイマー予防につながる最新知見と具体策を解説します。