メコン川の水位が「懸念すべきレベル」に低下 中国にダム関連データの開示を要求

ロイター 2021年2月、上流に位置する中国の水力発電ダムの放流制限が要因となり、メコン川の水位が「懸念すべきレベル」にまで低下したと発表したメコン川委員会(MRC)は、中国政府に対してすべての放流データを開示するよう求めた。

4か国が加盟する国際機関のメコン川委員会が発表したところでは、流域住民の重要な糧となるメコン川のタイ・ラオス国境流域が、通常の濁った茶色から青色に変化した。これは、水位低下と堆積物の栄養の低下を示す兆候である。一部の要因は中国雲南省の景洪ダムの放流制限にある。

2月12日の声明によると、ダム放流量だけでなく、メコン川下流域と支流における降雨量が少ないことも水位低下の要因になっている。 メコン川委員会本部が所在するラオスの技術支援部門を率いるウィナイ・ウォンピムール(Winai Wongpimool)部長は、「景洪市のすぐ下流からビエンチャンまでの流域の水位が急激に上下した」と述べている。

▶ 続きを読む
関連記事
中共の調査船が、米国・台湾・フィリピンを結ぶ海底光ケーブル上の海域を長時間低速航行していた。専門家は、情報収集活動の典型的な特徴に合致すると指摘している
政府は4日、最新版の「防衛白書」を発表し、中国共産党政権を日本が直面する「これまでにない最大の戦略的な挑戦」と改めて位置付けた
タイでの交通事故から地下武器庫が発見された。中国人男性には禁錮46年の判決が下された。押収された軍事装備には、M16およびM4突撃銃などの銃や、大量の弾薬と弾倉、C4高性能爆薬なども発見された
欧州を襲う異常気象が食卓を直撃する。猛暑・干ばつ・山火事で農作物が大幅減産、仏野菜は収穫半減の恐れ。スペイン穀物も500万トン超減少見通し
米ホワイトハウスはMeta、Anthropic、OpenAI、Googleなどを招き、先端AIモデルの自主的なサイバーセキュリティー試験枠組みを協議した。AIエージェントによる試験環境突破を受け、安全性への懸念が高まっている