米最高裁、投票不正をめぐるパウエル氏の訴えを却下
米連邦最高裁は1日、米大統領選挙の投票結果に異議を唱えたシドニー・パウエル弁護士の訴え2件を却下した。
最高裁は、「職務執行令状(writ of mandamus)の請願書(petitons)を却下した」と公表し、理由などについてコメントを発表していない。
パウエル氏はウィスコンシン州とアリゾナ州の選挙結果について、それぞれ訴訟を起こした。同氏は、うち1通の請願書において「当裁判所に直接、職務執行令状を出すことを求めるのは珍しいが、しかしその根拠はある」「公共の重要な問題が絡んでいる場合、または当裁判所がそのような問題に措置を講じるのに特に適切な場合には、当裁判所がそのような措置をとるべきである」との見解を示した。
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