ロンドン近郊にあるファーウェイの英国本社にあるロゴ (Daniel Leal-Olivas/AFP via Getty Images)

ファーウェイがAI技術で養豚業に進出 会社の生き残りかける

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)はこのほど、米政府の禁輸措置により、事業の柱となるスマホ製造事業が大打撃を受けたことで、会社の存続を目指す新事業計画を発表した。同社が今後、人工知能(AI)技術などを使って、伝統産業である養豚業に進出することを計画の一部としていることがわかった。中国で大きく注目されている。

中国の複数メディアは15日、ファーウェイのマシンビジョン(Machine Vision)部門、華為機器視覚の総責任者である段愛国氏が、SNS「微頭条」に投稿し、同部門はAI技術を使う養豚事業計画「智慧(スマート)養豚」を発表したと、相次いで報道した。段氏によると、この養豚システムには、ビックデータ解析、デジタル化管理、AI識別、AI予測、ロボット巡視・検査、遠隔操作などの技術を利用する。

段氏は、華為機器視覚は今後、「智慧養豚」に取り組むとし、AI技術によって養豚飼養管理技術がさらに向上するとの見解を示した。

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