ツイッターのロゴ(EMMANUEL DUNAND/AFP/Getty Images)

ツイッター、「誤情報に対するコミュニティ主導の取り組み」を開始

ツイッターはこのほど、「誤情報に対するコミュニティ主導の取り組み」を試験的に導入した。最終的には一般ユーザーが様々な投稿に「メモ」をつけて報告し、問題のある投稿に意見を述べたりできるシステムの開発を目的としている。

ツイッターは1月25日の声明で、「現在私たちはツイートにラベルを付けて、参考情報を提供している。しかしこのような取り組みを、規則違反の投稿や、広く世間の注目を集めた投稿に限定したくない。私たちはまた、もっと多様な人たちがこの問題に取り組めるようにしたいと考えており、コミュニティ主導のアプローチが役立つと考えている」と述べた。

この試験的プログラムは「バードウォッチ(Birdwatch)」と名付けられた。承認された参加者は、「誤解を招く」と思われる投稿に「メモ」を付け、このメモは一般ユーザーが見ることができる。

バードウォッチは試験段階にあるため、現時点ではメモは別のウェブアドレスに表示されている。ツイッターによると、一般の人もメモのデータをTSVファイルでダウンロードできる。

 

ツイッターのウェブサイトには、「これにより、専門家、研究者、そして一般の人々がバードウォッチを分析または監査し、その可能性や欠陥を特定し、効果的なコミュニティ主導の解決策を迅速に構築できることを期待している」と書かれている。

「問題が生じることもあると思うが、試してみる価値のあるモデルだと思う」

「参加者は他の人のメモが参考になったかを評価できる」と、ツイッターのバードウォッチガイドに書かれている。「評価によって、どのメモが最も参考になったかを識別でき、多くの参加者が参考になると判断したメモは、より多くのユーザーに表示されるようになる。また、評価は『将来の評価モデル』にも使用され、多様な参加者が一貫して参考になると評価した貢献者は、モデルに認識されるようになる」

ツイッターは、1月8日にトランプ前大統領のアカウントを永久停止したことで、今月に入ってさらなる批判を受けていた。

(大紀元日本ウェブ編集部)

関連記事
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明