2021年1月20日、米ワシントンDCに派遣された州兵(Spencer Platt/Getty Images)

米ワシントン警備の州兵、駐車場で休憩要求され「裏切られた」

米大統領の就任式が行われた首都ワシントンで警備を担当した各州の州兵が、理不尽な扱いを受けたことが分かり、批判が殺到した。テキサス州など3つの州知事は州兵に帰還を命令した。

米メディア「ポリティコ(Politico)」は1月21日、休憩を取ろうとする州兵は、議会議事堂ではなく、屋外または近くの駐車場に行くよう指示されたと報じた。

ポリティコが掲載した写真では、シフト制で12時間の任務を遂行した兵士らは、駐車場の地面で寝ている。一人の州兵は、駐車場の中ではネット接続ができず、5000人の州兵がいるのに充電する電源のコンセントは1つしかなく、浴室も1つしかないと訴えた。夜になると、ワシントンDCの気温は4度まで下がるという。

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