米教育省、アラバマ大学と武漢研究所の関係性を調査
米教育省は、アラバマ大学と中国科学院武漢ウイルス研究所の関係について調査していることが明らかになった。世界各国で大流行になった中共ウイルス(新型コロナウイルス)が同研究所から漏れた可能性があると指摘されている。
米ボイス・オフ・アメリカ(VOA)25日付によると、武漢ウイルス研究所が同ウェブサイトの「国際協力」欄で、アラバマ大学に言及したため、同省が調査に乗り出した。同省の法務責任者であるリード・ルービンシュタイン(Reed Rubinstein)氏が12月22日、同大学のスチュアート・ベル(Stuart Bell)学長宛の書簡で、同大学は1965年に発布された高等教育法(Higher Education Act)に違反した疑いがあると指摘した。同法は、各大学に対して、外国からの贈呈品や外国との契約締結などを連邦政府へ報告を義務付けている。
教育省は、アラバマ大学に対して、今後30日以内に、2015年1月以降、中国共産党政権から受け取ったすべての贈呈品や、締結した契約、関わった人の連絡方法などを報告するよう求めた。
武漢ウイルス研究所は2016年1月27日、アラバマ大学バーミンガム校の羅光湘教授が同研究所を訪問し、C型肝炎ウイルスについて学術報告を行ったとウェブサイトで伝えた。
アラバマ大学側は武漢ウイルス研究所との関わりを否定した。
(翻訳編集・張哲)
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