米国、低騒音ドローンの開発進める ナゴルノ紛争では軍事ドローン効果示す
米陸軍作戦能力開発司令部(DEVCOM)の大学院生研究者であるミランダ・コスタンブル(Miranda Costenoble)氏は、高精度計算流体力学 (CFD) を用いて、より静かなドローン開発のモデルを発表した。設計段階で騒音を予測し取り除く手法で、低騒音ドローンの開発時間の短縮が可能になった。
CFDは、コンピュータシミュレーションを用いて空気の流れや温度の分布状況の可視化を行っている。同氏が提案した新しいモデルは、CFDを用いて航空機の翼の境界層、つまり回転翼の表面付近の気流のパラメータを取得している。
同氏はこの手法がなければ、研究者は、高価な時間のかかる風洞試験で空気の流れを航空機モデルに通過させることによって、境界層の流れのパラメータを得ることになると述べた。
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