パウエル弁護士、不正投票ソフトに「CIA関与の可能性」
シドニー・パウエル(Sidney Powell)弁護士は5日、FOXニュースのマイク・ハッカビー(Mike Huckabee)氏が司会を務める番組の中で、米大統領選は「第三世界の国々での選挙と同じように不正に操作されている」と述べ、深刻な懸念を表明した。
パウエル氏はまた、多くの請負業者や専門家の証言を引用し、選挙結果を決定するドミニオン社は信用できない企業であり、中央情報局(CIA)がドミニオンのソフトウェア開発に関与した可能性を指摘した。
「それらのソフトウェアやプログラムはそもそもCIAが作成し、自分たちで使用するために輸出したのちに、またそれを米国へ戻したのかもしれない」と彼女は述べた。
パウエル氏は先月、ドミニオン製品を選挙で使用すべきではないとし、ジーナ・ハスペル(Gina Haspel)CIA長官の即時解任や、これらの機械の購入を承認した州当局者の調査を呼びかけた。
パウエル氏はインタビューの中で、「グローバリストの利権(globalist interests)」のため、権力を持つ人や、非常に裕福な人々がその邪悪な活動から利益を得ようと、選挙操作に関与している可能性があると述べた。
ハッカビー氏が、メディアが不正の証拠を報道していないことについて言及した時、パウエル氏は「メディア企業が関与していると思う」と述べた。
「全員が同じ夜に一斉に指示を受けたかのように、同時に票集計を停止した。タイミングも含め、これらは全て予定され、計画され、組織化された行動で、資金提供も受けている」と彼女は指摘した。
パウエル氏はさらに、例えば民主党のキャロリン・マロニー(Carolyn Maloney)下院議員、民主党のエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員、民主党のエイミー・クロブシャー(Amy Klobuchar)上院議員らは、大統領選の前から投票ソフトに関する懸念を表明していた。
マロニー氏は2006年、当時の財務長官宛てに書簡を書き、スマートマティック社によるセコイア投票システムの買収に関する詳細な情報を要求していた。セコイア投票システムは全米の投票所で利用される投票機の1つだ。
またウォーレン氏は2019年、ドミニオン社と選挙サービスを提供するハートインターシビック(Hart InterCivic)社の株式を所有するプライベート・エクイティ・ファンドの高層幹部に書簡を出し、懸念を示した。
パウエル弁護士はさらに、15歳の少年がわずか10分足らずでドミニオン投票機にハッキングしたことを示すビデオに言及し、「プロなら2分以内で侵入できるだろう」と付け加えた。
「スマートマティックとドミニオンのスタッフは、選挙の夜、各国の訪問者らがアクセスできるように、暗号化にせずVPNをオープンな状態にしていた事実もわかっている」
「これは初めてのことではない。どれくらいの選挙でこのような不正操作が行われたのか、われわれは知らない」とパウエル氏は述べた。
パウエル弁護士はハッカビー氏に対し、今回の選挙で発見された問題を解決するのに遅すぎることはないとし、「監視カメラは、監視員やメディアが退場を指示された後、ステートファーム アリーナの選挙スタッフが夜遅くまで集計を続けた一部始終を捉えている。彼らは3時間もカウントし、2万枚ものバイデン氏に投じられる違法な投票用紙をマシンに投入した。それだけでもジョージア州の選挙結果をひっくり返せる」と指摘した。
ジョージア州のブラッド・ラッフェンスパーガー(Brad Raffensperger)州務長官オフィスの主任調査官であるフランシス・ワトソン(Frances Watson)氏は、12月6日の法廷文書の中で、「監視員とメディアは離れるよう求められていない」と述べた。
しかし、ジョージア州の複数の監視員らは、正式な宣誓を行った後、「選挙の夜、家に帰らなければならないと実際に言われた。その後、監視員の立ち合いのない中、数時間にわたって集計された。これは同州の法律に違反している」と述べた。
(大紀元日本ウェブ編集部)