ジョージア州集計所の監視カメラ 選挙監視員を帰宅させ開票続行 スーツケースから大量の隠し票

ドナルド・トランプ大統領の弁護団は3日、ジョージア州議会の公聴会で、集計所の監視カメラ映像を提示した映像には、投票日の夜に監視員を開票所から帰した後、開票作業が続行され、大量の票が入った複数のスーツケースがテーブルの下から引き出される様子が映っている。

12月3日の公聴会で、トランプ陣営の訴訟にボランティアとして参加している弁護士のジャッキー・ピック氏は、ジョージア州フルトン郡にあるステートファーム・アリーナの集計所から監視カメラの映像を入手したと述べた。

 

ピック氏は公聴会で、監視カメラの映像を次のように説明した:

  • 投票日当日の11月3日午後10時頃、「三つ編みの金髪の女性」が集計員に対して集計を中止し、全員家に帰るように言った。これを受けて、共和党の監視員とメディアを含むほぼ全員が作業をやめて集計所を離れた。
  • しかし映像によると、4人の集計員は現場を離れることはなかった。彼らは共和党の監視員とメディアが離れるまで、スキャンエリアで待っていた。
  • 他の人が全員現場を離れた午後11時頃、4人は監視が全くない中、票のスキャンを再開した。これはジョージア州とフルトン郡の法律に違反している。4人は午後11時から午前1時頃までのおよそ2時間、監視を受けずに票をスキャンし続けた。
  • 監視員不在の間、残った集計員らは票の入った複数のスーツケースのような箱をテーブルの下から持ち出していた。他の時間帯の映像を検証した結果、通常の開票作業では、票はテーブルの下に置かれていないことが分かった。
  • 映像を検証した結果、テーブルの下の複数のスーツケースは、マネージャーと思われるこの「三つ編みの金髪の女性」が投票日の午前8時22分頃にテーブルの下に置いたものだった。この「三つ編みの金髪の女性」も、監視員が離れた後に開票現場に残っている。これらの票がどこから来たのかは分かっていない。
  • これらの集計機は1台で1時間に3000票を処理できる。集計機3台が2時間作動していたとすると、監視員不在の間に処理した票は1万8000票となり、ジョージア州での選挙結果を覆すのに十分な数となる。
  • 映像には午前1時頃に監視員が再び戻ってきたのも映っており、監視員らの宣誓供述書と一致している。
2020年11月3日の夜、選挙監視員不在の間に、票が入っているとされるスーツケースをテーブルの下から持ち出す女性(NTD screenshot)

「監視員もいないのに、なぜ彼らは票を数え続けているのか?」とピック氏は述べた。

ドナルド・トランプ大統領はツイッターで、この映像は選挙詐欺を示す重要な証拠だと述べた。

「Wow!今ジョージア州で衝撃的な証言が行われている」とトランプ氏は書いた。「共和党員が大きな集計室から出るように強制され、民主党が票を水増しした。まだたくさん(証拠が)あるが、これだけでも簡単にこの州で勝利できる!」

公聴会では、選挙日の夜にパイプの破損が原因で、ステートファーム・アリーナが空にされたことが挙げられた。ピック氏とトランプ陣営の他のメンバーは、これが集計員とメディアを追い出した理由かどうかは不明だと述べた。

フルトン郡の広報担当者は、大紀元への電子メールの中で、映像の信憑性に異議を唱えなかった。

広報担当者は、「現在のところ、フルトン郡における投票詐欺で、信頼できる報告は確認されていない。信頼できる報告については、ジョージア州法に従って調査および対処する」と述べた。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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