ツイッター社、パウエル弁護士のウェブサイトリンクをブロック

米大統領選に不正行為があったと主張するシドニー・パウエル(Sidney Powell)弁護士のウェブサイトが11月25日、ツイッターによってブロックされた。同弁護士はジョージア州とミシガン州で同日、選挙詐欺の訴訟を起こしたばかりだった。

ツイッターユーザーはパウエル氏のウェブサイト「defendingtherepublic.org」のリンクを共有しようとしたり、メッセージで同URLを送信しようとすると、「もう一度お試しください」との警告文が表示される。

警告文には「リンクが潜在的に有害である可能性がある」との文言が記載されている。

25日、ペンシルベニア州ゲティスバーグ(Gettysburg)で開かれた公聴会の発起人である同州共和党上院議員のダグ・マストリアーノ(Doug Mastriano)氏のツイッターアカウントもブロックされた。同公聴会ではトランプ陣営が選挙不正の存在を証明する証拠の多くを開示した。

マストリアーノ氏個人のツイッターカウントは25日の午後まで利用可能だったが、その後、アカウントが停止されたことを示すページには 「ツイッターは規則違反したアカウントを停止します」と書かれている。どのルールに違反していたかについての説明はない。

米大統領選前、民主党大統領候補のジョー・バイデン(Joe Biden)氏の息子のスキャンダルを報じたニューヨーク・ポスト紙のツイッターアカウントは数週間、ブロックされた。

ツイッターやフェイスブックは最近、共和党議員から批判を受けている。複数の共和党議員が、ユーザーの投稿内容を削除しても注記を加えてもソーシャルメディア企業の法的責任を免除する「通信品位法230条(Communications Decency Act)」の修正を検討している。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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